話したいんだ!

トゥクトゥク イラスト

タイ名物、トゥクトゥクをバティックに。

バンコクでは、トラックの荷台に乗るシーローや、初乗り35バーツ約150円のタクシーをよく利用しました。

バンコクのタクシーは、運転手さんの人生ドラマで溢れている。

ある時は、天井一面に飛び散った赤い斑点を見上げて、なんか事件があったんだろうか?と妄想を膨らましたり、

ある時は、運転手さんが食したドリアンの香りに包まれたままでいるか、窓を開けて排気ガスを入れるかの選択に迷ったり、

そして、ある時は、Gさんのベイビーに遭遇したりした。叫んで、飛び降りたかったが、降りたら最後、流しのタクシーを捕まえる事が出来なさそうな場所だったので、Gさんのベイビー達をティッシュで摘まみながら耐えた…。

そして、ある時、スマホでおしゃべりをし続けている若い運転手さんのタクシーに乗った。

穏やかにおしゃべりをしていたが、いきなり、「ああ!」と叫んで、なんと、セブンイレブンにの前に停車し、私をほったらかしにしてタクシーを降りて行った。

戻ってきた彼に、「一体、何事だ?」と聞くと、

「それどころじゃない! 僕には、今、話さないといけないことがあるんだ! マスト トーーーク!!!」

と、必死な顔でスマホをいじり、慌ただしく、おしゃべりを再開した。

タイでは、コンビニの前にある自動販売機に、電話番号を入力し、金額を選んでお金を入れると、その分の通信量を買うことが出来る。という事を、後で知りました。

耳をそばだてて、わかるタイ語を拾うことにした。

「今日、ご飯食べに行こう」「6時に仕事が終わる。」「どこ?」

どうやら、今晩、意中の人と一緒に、夕食にいく約束が出来たようだ。

目的地に着いても、おしゃべりは途切れず、渡した料金を確認することもなく、幸せそうな声で会話は続いていた。

やれやれ。

時々、トゥクトゥクにも乗りました。

トゥクトゥクに乗るには、まず、行き先を運転手さんに言って、値段交渉をする。外国人には、もちろん、タクシー料金の2倍から3倍ほどの値段を提示される。観光と思えばその値段でも悪くないが、10Bでも値切りたい主婦には、いいタイ語会話の練習の場となる。

そこそこ、トゥクトゥクにも乗り慣れたころ、タイ人の友人と、街から離れた市場に行った。

その友人は、トゥクトゥクの運転手と2度ほど手で合図を交わし、ものの数秒で、なんと、私の予測の半額近くにまで交渉してのけた。

いやはや、お見事!

こんにちは!